●本日19日(火)15時00分、市民団体「A.RE.MA(Alliance Pour La Refondation du Mali)」及び「MRC(Mouvement Pour La Resistance Citoyenne)」は、首都バマコの国際会議場(CICB:Centre International de Conferences de Bamako)において、ショゲル・マイガ首相の辞任を求め、マリ国軍を支援するための大規模デモ集会を行うとして、市民への総動員を呼びかけています。
●過去に催された同様のデモ集会では、周辺のガソリンスタンドが物損被害を受ける等の事案が発生しており、暴動等の事案へ発展する可能性があります。
●つきましては、本日午後は、デモ会場である国際会議場及び同会議場近くの独立記念塔広場(Place de l’Independance)には近寄らず、不測の事態に巻き込まれることのないよう、次のとおり安全確保に努めてください。
-集会やデモ、その他の抗議行動等が行われている場所付近には近づかない
-集会やデモ等に遭遇した場合、速やかにその場を離れる
-大勢の人が集まる場所では警戒する
-関連報道の情報収集に努める
-渋滞中は車のドアロックを行い、通行人等の問いかけに対しても窓は開けない
また、首都バマコを含むマリ全土において、依然としてテロの脅威は高まっており、デモ集会等に乗じたテロ発生の可能性もあります。
テロの標的となり得る、ホテル、レストラン、バー、リゾート施設、スーパーマーケット等の外国人が多く集まる施設のほか、特に、政府関連施設(軍、警察、治安関係施設)及び宗教関係施設(含むモスク)等には近づかないようにお願いします。
なお、現在日本政府は、マリに対する危険情報を首都バマコについては「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」、その他の地域については「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」を発出しています。
今後も先行きが不透明ですので、マリに滞在中の邦人の皆様におかれましては、可能な限り速やかに航空便による出国を検討されるようお願いいたします。
コメント