【ノルウェー】宗教上の祝祭日期間中の警察官の一時武装及びテロへの警戒について

１　１１月２８日の警察当局の発表によりますと、宗教上の祝祭日期間中、事案が発生した場合の対処能力を高めるため、１２月２０日から翌年１月２日まで警察官が一時武装するとのことです。

２　なお、警察当局は、一時武装の決定は、国家公安警察（ＰＳＴ）の最新の脅威評価に基づくものであり、今のところ、具体的な脅威情報があるわけではないとしています。また、現在のテロ脅威レベル（レベル３）についても変更はないとしています。

３　ＰＳＴは、イスラム過激派からの脅威は昨今の中東情勢等を受け、２０２３年に比べ高まっており、極右過激派による脅威よりも高いとしています。更に、祝祭日や記念日は人が多く集まるため過激派によるテロのターゲットになりやすいとしています。最新情報の入手に努め、安全確保に十分注意して下さい。

（参考）ノルウェー警察庁のプレスリリース
https://www.politiet.no/aktuelt-tall-og-fakta/aktuelt/nyheter/2024/11/28/nasjonal-bevapning-av-politiet-fra-20.-desember-til-2.-januar
（参考）国家公安警察（ＰＳＴ）の脅威評価

er/Rapporter/trusselvurdering-folkesamlinger-og-arrangementer-i-2024/