SMSを利用した郵便局を装うフィッシング詐欺が急増しています。
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SMSで、郵便局を装い、「商品のラベルに記載されている住所が間違っているため、商品を配達できません。このリンクから、24時間以内に配送先の住所を更新してください。」などと記載されたメッセージが送付されることがあります。
これをクリックすると、「再配達の手数料をお支払いください。」とクレジット・カード情報の入力を求められ、これに入力してしまうと、限度額まで金銭を引き下ろされてしまうことになります。
また、「あなた宛ての荷物が届きました。お受け取りになるには、7日以内に配達料をお支払いください。支払いがない場合は、差出人に返送されます。」とのパターンもあります。
こうしたSMSは、詐欺の可能性が非常に高いため、注意してください。
2 つきましては、以下の点に留意して安全対策を講じるようにしてください。
(1)郵便局が、銀行口座番号等をSMSで求めることはありません。
(2)SMSに記載されているURLには、詐欺でクリックさせようとするものがあることを念頭に置き、不用意にアクセスしないでください。犯罪者は、受信者の不安を募らせるなど心理的動揺を利用してアクセスさせようとします。正規のアドレスかSMS以外の手段も用いるなどして確かめてください。
(3)クレジットカードの限度利用額を引き下げておくことで、被害を減らすことができます。また、カード会社の緊急時の連絡先は、常に把握しておいてください。
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