【メキシコ】グアナファト州の幹線道路(45号線)での車両強盗の発生について(セラヤ市からビジャグラン市周辺)

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●6月2日(月)18時10分頃、グアナファト州セラヤ市とビジャグラン市間の幹線道路45号線上で車両強盗が発生しました。

1 事件概要
 6月2日(月)18時10分頃、邦人男性2名(出張者)及びメキシコ人運転手の計3名が乗車するSUVタイプの車で、グアナファト州セラヤ市からレオン市へ向かうため幹線道路45号線を走行中、セラヤ市を過ぎて(サラマンカ市の手前の)ビジャグラン市付近の陸橋で、後方から来たグレーのSUV車両が邦人男性たちの乗車する車両を追い越し、乗車していた犯人4人組から銃のようなものを向けられ、邦人男性たちの乗車する車両を停車するよう指示された。停車したその場で邦人男性たちは車両から降ろされ、犯人たちは車両を奪い逃走した。邦人男性達が乗車していた車両には邦人男性2名分の携帯電話、パスポート、パソコン及び現金等が入ったリュックサックが置かれていた。邦人男性たちは車両から降ろされた場所から幹線道路45号線沿いをおよそ100m歩いたところで、偶然通行していた巡回中のパトカーに保護された。

2 注意事項
今回の事案が発生した幹線道路45号線は、これまで当館から累次にわたり注意喚起してきた高速道路45D号線より南側を走るルートで高速道路45D号線とは異なり、一般道路となります。
最近は、治安当局も主に高速道路45D号線の巡回強化は行っておりますが、依然として類似の場所で車両強盗被害が多く発生している状況です。特に州境を走行される際は十分にご注意下さい。また、犯人を刺激しないよう細心の注意が必要です。在留邦人の皆様におかれましては、万が一被害に遭われた場合には、命を最優先にする行動を取るようにしてください。

(1) 昼夜問わず強盗被害は発生しております。治安当局も巡回など行ってはおりますが、巡回が手薄になる州境や州を跨いで移動される場合は、なるべく道幅が広い路程を選ぶことや時間帯も含めて運行計画を検討して下さい。
(2) 車両強盗の多くは、拳銃を使ったり道路をブロックしたり手荒な犯行がほとんどです。高速道路や幹線道路ですとスピードも出ていますので、逃げようとして大きな事故に繋がる可能性もあります。状況的に逃走が難しい場合は、無理をせず相手の指示に従うようにして下さい。
(3) 強盗に遭った際は、抵抗することなく犯人の要求に応じ、犯人を見つめたり、追いかけたりする等、犯人を刺激するような言動は避けて下さい。(強盗被害に遭遇した際、犯人を刺激することで、生命・身体に危害を加えられるリスクが高まります。一般的に、無抵抗で金品を差し出した場合、そのリスクは低くなると言われていますので、気持ちを落ち着かせて犯人の指示に従ってください。)

 
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海外での邦人被害強盗メキシコ
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