【ニューヨーク】地下鉄内における犯罪の増加

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1 ニューヨーク市警察(NYPD)の発表によれば、今年1月1日以降の地下鉄内の犯罪発生件数は対前年同期比で13.2%の増加、また報道によれば、今年に入ってからの発砲事件による被害者は8人(前年同期1人)の大幅増加、さらに地下鉄への銃の持ち込みによる逮捕数も17件(前年同期8件)で約2倍に増えているとのことです。

2 これに対し、ホークルNY州知事は、地下鉄犯罪への懸念から治安強化のため州兵及び州警察官の配備、MTAによる車両・車掌ブースへの防犯カメラの設置を発表、またNY市は地下鉄における警察官の増員及び勤務時間延長、手荷物検査の強化を発表しています。一方、このような状況の中、昨14日16時45分頃、ブルックリン区内をマンハッタンに向け走行中の地下鉄Aラインの車内において、男性客同士が口論となり、ホイト・シェルマーホルン駅付近で一方がけん銃を発砲し、撃たれた被害者が重体となる事件が発生しています。

3 在留邦人の皆様におかれましては、地下鉄内では様々な犯罪が報告されていますので、日頃から防犯対策に留意し犯罪に巻き込まれないよう、不審な人物やトラブルが起きそうな雰囲気を感じたときには別の車両に素早く移動するなど、十分御注意ください。また、ホームで電車を待っている間も、周囲の状況に注意し、駅職員から見える場所や背後からの攻撃を受けない壁際での待機、携帯電話等の操作に集中しないなど、防犯対策に御留意ください。

 
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