●銀行員を名乗る者から「クレジットカードの不正利用の形跡があるため早急に対応する必要がある」等の連絡があり、指示どおりに対応した結果、銀行口座から不正送金されてしまう詐欺被害が発生しています。
●具体的な被害事例をご確認いただき、十分注意してください。
1.具体的な事例は以下のとおりです。
(1)銀行員を名乗る者から、携帯に連絡が入り、「本日、クレジットカードを利用したか?」との照会がある。
(2)本日はクレジットカードを利用していないことを伝えると、「クレジットカードの不正利用の形跡があるため、直ちに対応する必要がある」等、大至急の対応を促される。
(3)なお、犯人は事前にメールアドレスも調査しており、信用させるため、メールによる連絡を入れるとともに、犯人からの電話番号が銀行のコールセンターの番号と酷似しているなど、巧妙な手口となっている。
(4)その後、銀行員を名乗る者から「不正利用の形跡は数回にわたっているため、SMSで携帯に専用のアカウントを送付するので、その都度、口座のパスワードを入れて、キャンセルボタンを押して欲しい」等の指示があり。先方の指示に従い、何回かに分けて同じような作業を繰り返し入力してしまった。
(5)通話終了後に、念のため銀行のコールセンターに問い合わせたところ、そのような履歴はないとの回答があり、口座から不正な引き落としがされていることが判明した。
2 インドネシアにおいては、以下にて注意喚起しているような様々な形態の詐欺が発生しています。銀行員などを名乗り、自身のメールアドレス等を先方が承知していたとしても、すぐに信用することなく、一度電話を置いた後、こちらから改めて正規の電話番号にかけて確認するなど、十分注意するように気をつけてください。
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