●5月2日、韓国外交部は、当地の在外公館を含む5つの韓国の在外公館(以下、注)を対象に、テロ警戒レベルを4段階中1番下の「関心」から上から2番目の「警戒」に2段階引き上げたと発表しています。
(注)在カンボジア大使館、在ラオス大使館、在ベトナム大使館、在ウラジオストク総領事館、在瀋陽総領事館
●韓国外交部の上記発表によると、今回の警戒レベル引上げは、北朝鮮が韓国の在外公館職員に対して危害を加える恐れがあるとの情報を韓国情報当局が入手したことに伴うものであるとのことです。
●在留邦人の皆様におかれましては、当面の間、不測の事態が生じ得ることを念頭に、標的となり得る施設にはできるだけ近づかないようにするなど、最新情報を確認しつつ、自らの安全確保に努めてください。
●具体的には
(1)在瀋陽韓国領事館(中国遼寧省瀋陽市和平区南13緯路37号)には出来るだけ近づかないようにする。
(2)上記が所在する瀋陽市領事館エリアにある当館を訪れる場合は、あらかじめ来訪ルートを確認し、上記の前を出来るだけ通らないようにするとともに,周囲の状況に注意を払う、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れるなど状況に応じた安全確保に努める。
(3)有事の際には、現地当局の指示があればそれに従い,冷静に行動するように努める。
(4)当館としては今後更に具体的な情報等がある場合は速やかに情報発信・注意喚起を行います。
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