【ジョージア】抗議活動に関する注意喚起

【ポイント】
●ジョージアでは、トビリシ市内を中心として「外国エージェント法案」に反対する抗議活動が連日行われています。
●今後、抗議活動が拡大する可能性や、一部のデモ隊が暴徒化し警察隊との激しい衝突が発生する恐れも排除できませんので、ジョージアに既に滞在中の方や、これからジョージアへの渡航を検討されている方は、当分の間、ニュースなどを通じた情報収集と自らの安全確保に努めてください。

【本文】
1 ジョージアでは、「外国エージェント法案」が議会に提出された4月8日以降、トビリシ市内を中心として同法案に反対する抗議活動が連日行われており、一部で警察隊とデモ隊が衝突し、負傷者が出たり、デモ参加者が警察に拘束されており、抗議活動は当面収束の見通しは立っていません。

2 トビリシ市内では、これまで主に夜間にジョージア議会、自由広場(Liberty Square)、ルスタヴェリ(Rustaveli)通り、共和国広場(Republic Square)、公共サービスホール(Public Service Hall)、英雄広場(Heroes Square)、その他政府庁舎周辺を中心として集会やデモが行われており、幹線道路がデモ隊により封鎖される事案も度々発生しています。
 また、バトゥミ、クタイシ等のトビリシ以外の都市でも集会等が行われる可能性があります。

3 衝突に加えて、予期せぬ事件・事故が発生するおそれがありますので、不測の事態にも巻き込まれないよう注意するとともに、特に頻繁に集会等が行われ、警官隊とデモ隊との衝突が度々発生しているジョージア議会周辺で宿泊を検討する際は、事前に安全面を十分ご確認ください。

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