○ 今般のイスラエル・パレスチナ武装勢力間の衝突を受け、バーレーンでは週末を中心に、パレスチナへの連帯、即時停戦、イスラエルとの断交等を訴える集会・デモ行進が国内各地で実施されています。多くは平和的なものですが、デモ参加者の一部による治安部隊への火炎瓶等の投てき、タイヤやゴミ集積ボックスへの放火、道路封鎖等の過激な行動が見られ、治安部隊が催涙ガスを発射して解散させる事案も一部の地区では発生しています。
○ こうした中、今週16日、当地で国際会議「アラブサミット」が開催されます。多くの要人来訪に伴う警備強化や交通規制等により、各地で交通渋滞が発生する可能性があるほか、この機会を捉えて、上記のような過激な行動を含むデモ活動が活発化することも予想されます。
○ つきましては、最新の情報収集に努めるとともに、シーア派地区(※)には立ち入らない、テロの標的となり得るショッピングモールやホテル、観光施設、レストラン等の不特定多数の人が集まる場所では周囲の状況に注意する、イスラエル・米国関連施設には不要不急の用件では近付かない等を徹底し、安全確保には十分注意を払ってください。
※シーア派地区の特徴
修繕されていない古い建物が多い、落書きが消されていない、黒い旗が掲げられている等の特徴があり、国内各地に点在しています。詳細は以下リンクをご参照下さい。
【地図】
http://www.bh.emb-japan.go.jp/japan/MAP_%20Demonstration%20Notices.pdf
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