ブラジルでの邦人被害(窃盗(ひったくり)事件の発生)

以下のとおり、邦人が被害者となる窃盗(ひったくり)事件が発生しましたので、お知らせします。

1 発生日時
2月7日(水)から2月8日(木)にかけての深夜

2 発生場所
サンパウロ市ルース(Luz)駅近くの路上

3 事件概要
被害者(短期滞在者)は2月7日(水)の夜間にグアルーリョス空港に到着後、鉄道(CPTM)とバスを乗り継いでサンパウロ市内のホテルに向かう予定だった。途中、ルース駅で郊外電車を下車し、スマートフォンを片手に路上でバス停を探していたところ、背後から黒い服装の女性が徒歩で近づいてきて、手に持っていたスマートフォンを奪い、そのまま逃走した。人的被害はなし。なお、被害者はもう一方の手でスーツケースを引いていたが、スマートフォン以外の持ち物は奪われなかった。

4 被害品
スマートフォン

5 防犯対策
(1)セントロ地区のセー広場やルース駅周辺の治安は劣悪で、窃盗・強盗事件が多発しています。訪れる必要がある場合には、可能な限り単独移動・徒歩移動は避けてください。
(2)外出する際の荷物は必要最小限に留め、貴重品は極力持ち歩かないか、携行する場合は分散して携行してください。スマートフォンの窃盗・強盗被害が多発していますので、できるだけ屋外では写真アプリや地図アプリを使用しないでください。
(3)外出時は常に警戒心を維持し、時折周囲に視線を向けるなど、警戒心を顕示することも効果的です。
(4)万が一事件に巻き込まれた際は、抵抗を試みると命の危険もあることから、素直に犯人の要求に従い、逃走・抵抗またはそれと誤解されるような素早い動きは絶対にしないでください。

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