【アルゼンチン】邦人被害、ブエノスアイレスでの旅行者に対する強盗

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【ポイント】
●邦人旅行者が、ブエノスアイレス市ボカ地区を観光していたところ、現地住民(20歳代前後)と思われる男性3人組に突然駆け寄られ、そのうちの1名に背後から羽交い絞めされ、別の1名からボディバックをはぎ取ろうと襲い掛かられると同時に、残りの1名から額を殴る等の暴行を加えられ、当該バックを強奪されました。
●例え周囲に警戒をして行動していたとしても、犯罪集団による想定外のトラブルに巻き込まれる事もあるため、単独で行動する場合には、このようなリスクがあることを認識しておくとともに、旅先の事情を把握してことが大切です。
●万一、不審者が襲い掛かってきたとしても、決して抵抗することなく身体の防護に努めることが大切です。

【本文】
 邦人が被害者となる事件が発生したところ、以下のとおりお知らせします。

1 事件の概要
(1)日時
 2024年7月2日(火)15時30分頃
(2)場所
 ブエノスアイレス市ボカ地区(アルミランテ・ブラウン通り南端ロータリー付近)
(3)被害者及び被害内訳
 被害者:邦人男性(旅行者)
 被害内訳:斜め掛けのボディバック1個(パスポート、スマートフォン、クレジットカード含む)、暴行による軽度の打ち身
(4)被害の状況
 被害者は、ボカ地区を観光中、マタンサ川沿いの消防署などの風景を撮影しようと付近の歩道を歩いていました。当時周囲は、ベンチで休憩をしている人や人通りもまばらな様子であり、被害者は辺りを警戒しつつ撮影を行っていましたが、現地住民(20歳代前後)と思われる男性3人組に突然駆け寄られ、そのうちの1名に羽交い絞めされ、別の1名からボディバックをはぎ取ろうと襲い掛かられると同時に、残りの1名から額を殴る等の暴行を加えられました。
 被害者は、当初、ボディバックを取られない様に抵抗を試みましたが、凶器で襲われる可能性が脳裏をよぎり、抵抗をやめたところ、犯人組に当該ボディバックを強奪・逃走されました。

2 防犯対策
(1)ボカ地区はブエノスアイレス市内でも有名な観光地の一つとされており、多くの人が訪れる場所ですが、その周辺には大きな貧困街が存在しており、観光名所として有名なカミニートを除く場所においては、強盗・窃盗事件等が多数発生しています。
(2)このため、本事案の様に、例え周囲に警戒をして行動していたとしても、想定外のトラブルに巻き込まれる事もあるため、単独での行動する場合には、このようなリスクがあることを認識しておくとともに、旅先の事情を把握してことが大切です。
(3)万一、不審者が襲い掛かってきたとしても、決して抵抗することなく身体の防護に留めることが大切です。

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