●ペルー政府は、テロ・麻薬対策のため、アヤクチョ州、ワンカベリカ州、クスコ州、フニン州の一部地域に対する非常事態宣言の延長及び新規発出を官報に告示しました。
●同地域では、センデロ・ルミノソ等の組織が麻薬生産等の活動をしており、テロ事件等も発生しています。同地域には立ち入らないようにしてください。
1 ペルー政府は、10月3日(木)から12月1日(日)までの60日間、テロ・麻薬対策のため、アヤクチョ州、ワンカベリカ州、クスコ州、フニン州の一部地域に対する非常事態宣言の延長及び新規発出を官報に告示しました。
【非常事態宣言発出地域】
(1)アヤクチョ州
ワンタ郡:アヤワンコ町、サンティヤナ町、シビア町、ヨチェグア町、カナイレ町、ウチュラッカイ町(カノ、ヤナモンテ、カルワランのみ)、プカコルパ町、プティス町
ラマル郡:アンコ町、アイナ町、サンタロサ町、サムガリ町、アンチワイ町、リオマグダレナ町、ウニオンプログレソ町
(2)ワンカベリカ州
タヤカハ郡:ワチョコルパ町(イチュクチョのみ)、ティンタイプンク町、ロブレ町、コチャバンバグランデ町(コチャバンバグランデのみ)
(3)クスコ州
ラコンベンシオン郡:ピチャリ町、ビヤキンティアリナ町、ビヤビルヘン町、エチャラテ町、メガントニ町、クンピルシアト町、シエロプンコ町、ウニオンアシャニンカ町
(4)フニン州
サティポ郡:マサマリ町、パンゴア町、ビスカタンデルエネ町、リオタンボ町
ワンカヨ郡:サントドミンゴデアコバンバ町
官報(スペイン語のみ):Decreto Supremo No 104-2024-PCM
https://busquedas.elperuano.pe
/dispositivo/NL/2330833-7
2 同宣言により、当該地域では同期間中、住居不可侵、通行の自由、集会及び人身の自由といった憲法で保障された権利の一部が制限されます。
3 日本政府は、これまでも同地域に対し、「危険情報レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を発出し、注意喚起を行っています。同地域は、アプリマック、エネ及びマンタロ川渓谷(VRAEM地域)や山岳地帯にてセンデロ・ルミノソ等の組織が麻薬生産等の活動を行っており、テロ事件や治安部隊との衝突等も発生していますので、同地域には立ち入らないようにしてください。
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