○10月15日、16日、イスラマバードにおいて上海協力機構(SCO)首脳会合が予定されています。同会合の開催に伴い、政府は14日から16日の3日間を休日(closed holidays)とすると発表し、当局は厳戒態勢を敷き、特にレッドゾーン及び外交団地区への立ち入り規制強化。大規模国際会議が行われることや最近のカラチでのテロ事件にも鑑み、この3日間の前後を含め安全な行動を心掛けてください。
○16日から19日に予定されている第50回衆議院議員総選挙等については、規制強化中は外交団地区へのアクセスが困難となる見込みであるところ、外交団地区外から来館される方は、規制解除後に来館する等、安全に配慮した行動をお願いいたします。
1 10月15日、16日、イスラマバードにおいて上海協力機構(SCO)首脳会合が予定されています。同会合の開催に伴い、政府は14日から16日の3日間を休日(closed holidays)とすると発表し、当局はイスラマバード及びラワルピンディーにおいて交通統制を実施します。特にレッドゾーン及び外交団地区への立ち入り規制が強化される予定であり、規制はこの3日間の前後に及ぶ可能性もあります。大規模国際会議が行われること、また、10月6日夜、カラチ市のジンナー国際空港付近にて中国人を狙ったテロ事件が発生したことを鑑み、安全な行動を心掛けてください。
2 16日から19日に予定されている第50回衆議院議員総選挙等(https://www.pk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00484.html)については、規制強化中は外交団地区へのアクセスが困難となる見込みであるところ、外交団地区外から来館される方は規制解除後に来館する等、安全に配慮した行動をお願いいたします。
3 邦人の皆様におかれては、スポット情報「パキスタン:カラチにおける国際空港付近での爆発事案に伴う注意喚起」(2024年10月8日発表)を参考にしていただき、あらためて以下の行動を心掛けて下さい。
(1)テロ等の標的となりやすい場所(宗教関連施設、政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)等にはできるだけ近づかないようにし、短時間で効率的に用事を済ませるように心掛け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。
(2)宗教行事や集会が行われている場所には、決して近づかない。
(3)移動途中等に集会等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。
(4)現地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。
3 また、地域・状況によっては、政府・軍関係機関等の情報通信網確保のた
め、 携帯電話サービスの利用制限が実施される可能性も考えられますので、他
の連絡手段(固定電話、インターネット等)の確保についてもご留意願います。
コメント