【ブルガリア】ソフィア市内の大型商業施設における警戒強化

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【ポイント】
●最近、ソフィア市内の大型商業施設において暴行事件が相次いで発生しており、ホリデー・シーズンを前に、ソフィア市警察が警戒を強化しています。
●こうした施設に出入りする際は、常に周囲の様子に気を配り、不審な動きをする人物を見かけたときは、速やかにその場を離れるようにしてください。

【本文】
○最近、ソフィア市内の大型商業施設(ショッピングモール)において、以下のような暴行事件が相次いで発生しています。
・「セルディカ・センター」周辺で、女性が何者かに暴行目的で襲われる事件(11月7日付当館領事メール)
・「ブルガリア・モール」において、若い男らのグループが従業員の男性(23)に殴る蹴るの暴行を加え、15歳及び17歳の未成年者2名が逮捕された事件

○こうした事態を受け、ソフィア市警察は、年末年始に向けて大型商業施設における警戒を強化することを発表しました。ソフィア市警察によれば、昨日からの24時間に実施した警戒活動により、「パラダイス・センター」付近で目出し帽や折りたたみナイフ、警棒などを所持した15歳、16歳及び17歳の未成年者3名を、「セルディカ・センター」付近で目出し帽、スプレー、折りたたみ警棒を所持した14歳の未成年者1名を、それぞれ発見したとのことです。

○ブルガリア国内では最近、商業施設における組織的な万引きが急増しており、凶器を携帯して商業施設に出入りしたり、周辺をうろついたりする若者の増加との関連が疑われています。大型商業施設は、明るく、人の出入りも多い場所ですが、特にこれからのホリデー・シーズンには、賑わいを狙った窃盗や、客や従業員の間での揉め事が発生し、当事者らが凶器を所持していれば、暴行・傷害事件に発展する可能性もあります。また、多くの人が集まる場所はテロの標的にされる可能性も高いと言えます。

○こうした施設に出入りする際は、常に周囲の様子に気を配り、また最寄りの出入口の位置を意識するようにしてください。屋内でフードを被るなどして顔を隠したり、落ち着きなく周辺を見回したりといった不審な動きをする人物を見かけたときは、速やかにその場を離れるようにしてください。万一、窃盗等の犯罪の現場を目撃しても、絶対に自ら対処しようとはせず、可能であれば従業員や施設の警備員、警察官等に知らせ、速やかに現場から距離を取るようにしてください。

 
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