【ウガンダ】致死率の高い感染症が発生しています

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●ウガンダの西部、キエンジョジョ県(西部地域のホイマとカセセの間の位置)において、非常に致死率の高い(20~50%)感染症(クリミア・コンゴ出血熱)が発生しています。

●マダニに咬まれたり、感染動物と直接接触したり、感染した体液を介して人から人へ感染します。

●該当の地域に行かずとも、人の異動に伴って該当地域から都市部へ感染が拡大する可能性があります。

●症状は感染後2~12日以内に現れ、発熱、悪寒、頭痛、体の痛み(インフルエンザの症状に似ています)、腹痛、出血などです。

●予防接種はありません。

●ウイルス性出血熱としては、エボラ出血熱やマールブルグ病と比べ致死率は低いものの、流行の規模が大きめです。

●エボラやマールブルグ病と同様に、治療は、おおむね対症療法なので、感染しないことが大切です。感染予防方法については、本文を参照してください。

具体的な感染予防策は以下の通りです。

1 動物およびその組織との直接接触を避ける。
2 マダニに刺されないようにする。マダニが生息するエリア(森林地帯、野原、背の高い草むらなど)にいる場合は、以下のことを行ってください。
・長ズボンなどの防護服を着用し、ズボンの足を靴下に入れる。
・DEET(ディート)配合の虫除けスプレーを使用する。
・衣服に殺虫剤ペルメトリンを染み込ませるか、スプレーする。ペルメトリンは皮膚に直接塗らないでください。
・室内に入ったら、体や衣服にダニがいないか確認する。
・マダニは迅速かつ安全に取り除く(参照:https://www.cdc.gov/ticks/after-a-tick-bite/)。
3 病人やその体液との直接の接触を避ける。
4 流行地域では、葬儀などリスクの高い活動に参加しない。
5 死体に触れたり洗ったりしない。

 
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ウガンダ感染症情報
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