【マレーシア】詐欺・盗難被害に遭わないための注意喚起

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【ポイント】
●マレーシアにおける詐欺被害は、過去10年間で20万件以上把握され、被害総額も約90億リンギットに上るなど被害件数が年々増加傾向にあります。
2024年の被害件数は、10年前の約5.6倍(35,368件)と過去最高を記録。今年の被害件数は既に1万件を超え、被害額も約4億リンギットに上っています。その手口は、主に銀行や警察官等を騙る「電話詐欺」(4,509件)、次いでオンラインショッピングを介した「eコマース詐欺」(2,118件)、「投資詐欺」(1,652件)となっています。※件数は2025年3月16日現在のもの。

●また、最近では、マレーシア入国時におけるデジタル入国カード(マレーシア・デジタル・アライバル・カード(MDAC))の偽サイトによる詐欺被害も確認されています。偽サイトは、各種情報を入力後に、手数料の支払いと称してクレジットカード情報の入力を要求しますが、入国時に手数料を支払う必要はありません。

●マレーシア国家警察では、詐欺行為に関与している可能性のある「電話番号」や「銀行口座」に加え、詐欺に加担している会社、いわゆるペーパーカンパニーに関する情報も登録し、ご自身で調べることができるウェブサイト( https://semakmule.rmp.gov.my/ )を開設しています。同サイトを積極的に利用し、詐欺被害の未然防止に役立てください。

●盗難被害に関しては、クアラルンプール市内中心部や観光地のほか、最近ではKLセントラル駅周辺、同駅からクアラルンプール国際空港(KLIA)までの間において、旅券等在中のカバンや財布の盗難(スリ・置き引き)被害に遭った旨の相談等が当館に多く寄せられています。旅券など貴重品は、第三者に取り出されやすいポケットなどに無造作に入れることなく、紛失や盗難防止に努めてください。

【本文】
以下の「安全の手引き」等もご参照ください。
●安全の手引き
https://www.my.emb-japan.go.jp/files/100795894.pdf
●啓発チラシ
https://www.my.emb-japan.go.jp/files/100537986.pdf
●被害に遭った場合の措置
・万が一、犯罪被害に遭った場合は、警察署への報告(ポリスレポートの提出)をするとともに、悪用されないように速やかにキャッシュカードやクレジットカードの利用停止などの措置を講じてください。
・旅券を紛失、あるいは盗難に遭った場合は、マレーシアを出国するためには、旅券の再交付を受けることと、マレーシアの出入国管理局に赴き、滞在許可事実の確認等を受けることが必要になりますhttps://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/passport.html#lost
・緊急連絡先
警察 999
警察署連絡先(英語)

egory/malaysia-police-station/

 
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海外での邦人被害窃盗マレーシア
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