【アルゼンチン】ブエノスアイレス市レティーロ地区バリオ・ムヒカでの強盗

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【ポイント】
●邦人旅行者が、ブエノスアイレス市レティーロ地区バリオ・ムヒカを散策中、背後から不意に鳥の糞のような液体をかけられ、それを拭き取るのを手伝うそぶりをして近付いてきた者にバックパックが奪い去られてしまった。
●同地区およびその周辺地域では、凶悪犯罪が横行しており、過去に邦人が強盗・暴行被害に遭遇する事件も発生しております。くれぐれも興味本位で近づくことがないようにお願いします。

【本文】
邦人が強盗被害に遭遇したところ、以下のとおりお知らせします。

1 事件の概要
(1)日時
2025年3月19日(水)午後1時頃
(2)場所
ブエノスアイレス市レティーロ地区バリオ・ムヒカ
(3)被害者及び被害内訳
邦人旅行者(男性)、現金・貴重品を含むバックパック一式
(4)発生時の状況
当人は、ブエノスアイレス市レティーロ地区バリオ・ムヒカを散策中、背後から不意に鳥の糞のような液体をかけられた。当人がバックをおろし、拭き取りを行おうとしたところ、現地住民と思われる推定40代の女性が手伝うそぶりで近寄ってきた。同女性とともに衣服に付着した液体の拭き取りを行っていたほんの僅かな間に、別の何者かによって当該バックパックを奪い去られてしまった。

2 防犯対策
(1)本件は、いわゆる「ケチャップ強盗」とよばれるグループ班による犯行であります。液体をかけられた被害者に対して、親切なそぶりを見せながら接近し、液体の拭き取りを手伝う隙に、実行犯役の別の者がひったくりを行い、逃走するといった手口であります(これに加え、見張り役など複数人で犯行に及ぶのが一般的です)。このような手口は、ブエノスアイレス市内の観光地をはじめとする、国内様々な場所で発生しております。万一、不意に液体などをかけられた直後に、何者かが接近して親切な助けの手を差し伸べられたとしても、まずは相手を疑うとともに、助けを受け入れず、その場からすぐに離れること大切です。また、バックパックや貴重品が入っていると思われるようなポーチを携行していると、犯行グループ
の標的になりやすいため、特に周囲に気を配るようにしてください
(2)レティーロ地区バリオ・ムヒカは、レティーロ駅北側に位置する、ブエノスアイレス市内で最も大きい貧困街(通称ビジャ31)で、同地区内およびその周辺地域では凶悪犯罪が横行しており、過去に邦人が強盗・暴行被害に遭遇した事件も発生しております。このため、命に危険が及ぶトラブルに遭遇する可能性もあることから、くれぐれも興味本位で近づくことがないようにお願いします。
(3)当館HPに、治安情勢「注意を要する地域」を掲載しております。貧困街のおおまかな分布がわかる資料となっているため、防犯対策の参考としてご活用ください。

/itpr_ja/InfoSeguridadJP.html

3 外務省海外安全ホームページのご案内
外務省海外安全ホームページ(リンク下)では、アルゼンチン特有の犯罪様態に対応した防犯対策情報など掲載しておりますのでご確認ください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_241.html#ad-image-0
また、邦人が被害に遭ったとの情報に接した場合は、大使館にご一報ください。

 
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アルゼンチン海外での邦人被害強盗
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