【マリ】停電問題および生活費の高騰への抗議デモの開催について(6月7日)

●本日6月7日(金)14時00分、市民団体「マリのための行動シナジー(Synergie d‘Action pour le Mali)」は、首都バマコのリベルテ広場(Place de la liberte)おいて、昨今の停電問題および生活費の高騰に対する大規模抗議デモを行うとして、市民への総動員を呼びかけています。

●過去に催された同様のデモ集会では、周辺のガソリンスタンドが物損被害を受ける等の事案が発生しているほか、同集会は、特に停電問題に対する市民のフラストレーションの高まりを理由としていることから、暴動等の事案へ発展する可能性があります。

●つきましては、本日午後は、デモ会場であるリベルテ広場および同広場近くの独立記念塔広場(Place de l’Independance)には近寄らず、不測の事態に巻き込まれることのないよう、次のとおり安全確保に努めてください。

●また、本日同時刻に、首都バマコのスポーツセンター(Palais des SPORTS)において、暫定大統領3周年記念の祝賀集会も行われるとの情報もありますので、念のため、同スポーツセンターにも近寄らない等、上記同様に安全確保に努めてください。

-集会やデモ、その他の抗議行動等が行われている場所付近には近づかない
-集会やデモ等に遭遇した場合、速やかにその場を離れる
-大勢の人が集まる場所では警戒する
-関連報道の情報収集に努める
-渋滞中は車のドアロックを行い、通行人等の問いかけに対しても窓は開けない

 また、首都バマコを含むマリ全土において、依然としてテロの脅威は高まっており、デモ集会等に乗じたテロ発生の可能性もあります。テロの標的となり得る、ホテル、レストラン、バー、リゾート施設、スーパーマーケット、教会等の特に西洋人等の外国人が多く集まる施設、及び、宗教関係施設(含むモスク)、政府関連施設(特に軍、警察、治安関係施設)等には近づかないようにお願いします。
 なお、日本政府は、マリに対する危険情報を首都バマコについては「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」、その他の地域については「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」を発出しています。今後も先行きが不透明ですので、マリに滞在中の邦人の皆様におかれましては、可能な限り速やかに航空便による出国を検討されるようお願いいたします。

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