モロッコでの野犬に関する注意喚起(邦人被害)

2月6日、旅行中の女性が野犬に咬まれる事案が発生しました。

2月6日、旅行中の邦人女性が、メルズーガ~マラケシュ間をバスで移動中、休憩のため立ち寄ったカフェの店前において、大型の野犬に咬まれる事案が発生しました。

モロッコ国内では多くの野犬が徘徊しております。咬まれるだけでなく襲われる事案も度々発生しており、2022年にはアガディールにおいて少女が野犬に襲われ死亡した事案も発生しました。
モロッコ国内の野犬は狂犬病等の危険な病気に感染している可能性もあるので、むやみに近づいたり触れないように注意してください。

狂犬病は、イヌに限らず、ネコ、コウモリからも感染する可能性があります。狂犬病にかかっているおそれのある動物に咬まれた場合は、直ちに傷口を石けんと水でよく洗い、必ず所定の保健所で狂犬病ワクチンの予防接種(曝露後接種)を受けて下さい。発症前であれば、ワクチン接種は効果があります。

また、狂犬病多発地域への旅行や海外で動物に接する機会がある場合は、予防として狂犬病ワクチンの予防接種(曝露前接種)を受けることをお勧めいたします。

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