【アメリカ】邦人をねらった詐欺未遂事案

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【ポイント】
・邦人に対して「日本語の個人レッスンを受けさせてほしい」と持ちかけ、金銭をだまし取ろうとする手口の詐欺未遂事案を認知しました。
・本事案の概要を周囲の方々とも情報共有いただき、被害に遭わないよう十分ご注意ください。

【本文】
1.事案概要
(1)アラバマ州在住の邦人に対し、アメリカ人男性を名乗る面識のない相手からメールにより「17歳の娘と日本に移住するため、有料で日本語の個人レッスンを受けさせてほしい」旨の依頼があり、親切心からこれを引き受けることとした。
(2)相手は受講料として480ドルの一括前払いを申し出たが、同時に「別の者から受講料を上回る額の小切手が届くので、差額を返金してほしい」との説明があり、後日、3,550ドルの小切手が送られてきた。
(3)受け取った小切手のデポジット手続きに時間を要することを相手に伝えたところ「早急に必要な950ドルだけでもデポジット前に先に送金してほしい」と依頼されたが、後に銀行からの連絡で、送付された小切手の口座が凍結されていることが判明し、送金前に詐欺だということに気付き被害はなかった

2.被害に遭わないために
(1)メールやSNSなどを通じて知り合った面識のない者との間で金銭の授受に関するやりとりに発展した場合、十分に警戒してください。自分1人で決断することなく、家族、友人、警察などに相談するなど慎重に対応してください。
(2)今回報告いただいたケースでは、アメリカ人を名乗る相手方の英語に文法上の誤りが散見されたり、自分の境遇に関する身の上話をしてきたりと、最初の段階から不自然な点が見られ、また、送付された小切手の発行元はカリフォルニア州に実在する会社名だったとのことです。
(3)在留邦人の皆様におかれましては、本件以外にも銀行職員や警察官を装った電話詐欺が米国内で発生していることを誤認識いただき、被害に遭わないよう十分にご注意ください。

 
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アメリカ海外での邦人被害詐欺・恐喝
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