【タンザニア】ダルエスサラームの特に危険とされる地域と長距離バス

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●ダルエスサラームでは特に治安が悪いとされる地域には立ち入らないようご注意ください。また、長距離バスは事故でたくさんの死傷者がでています。利用はお勧めできません。

1 先日、夜8時頃、ダルエスサラームのカリアコ(Kariakoo)地区を歩いていた邦人旅行者が持っていたカバンをひったくられる事件がありました。

タンザニアはアフリカの中でも比較的治安が良く、日中は徒歩で移動することが可能とされていますが、これまでもひったくりやスリ、置き引き、人気の無い場所での強盗被害が報告されています。
旅券や現金、カードなどの貴重品をとられると、旅行を続けることが難しくなり、帰国を余儀なくされる事態に陥るだけでなく、当地に滞在する外国人は、原則的に旅券の所持義務があるため、航空機での移動やホテルの利用も難しくなります。

また、前述のとおり、日中は歩けるとされていますが、夜間の徒歩移動は大変危険です。強盗などの被害の多くは夜間に発生しています。夜はタクシーなどで移動するようにし、歩かないようにしてください。

ひったくり被害の発生したカリアコ地区も含め、安全の手引き23ページの地図上にある「特に危険とされる地域」には、立ち入らないようにご注意ください。

タンザニアにおける安全の手引き

/files/100705311.pdf

2 例年タンザニア各地では、長距離バスの事故が多く報道されています。
10月4日、ダルエスサラームからアルーシャに向かう深夜バスがタンガで横転し、4人が死亡、22人が負傷しました。
先月28日には、大きなトレーラーがムベヤで横転し、そこにいた11人が死亡、その他23人が負傷しました。
9月9日にも同じムベヤで、タボラに向かう長距離バスが無謀なスピードを出したために横転し、12人が死亡、36人が負傷しています。
また、過去に邦人の学生が長距離バスで乗り合わせた乗客から睡眠薬入りのお菓子をすすめられ昏倒し、貴重品を盗まれた事例もあります。
当地で長距離バスを利用することは、事件や事故に遭遇する確率が高くお勧めできません。航空機による移動や、旅行業者から運転手と車を借り上げるなどして長距離バス以外の移動方法をご検討ください。

 
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海外での邦人被害窃盗タンザニア
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