◆5日(木)チマルテナンゴ、サカテペケス、エスクイントラ3県にまたがるフエゴ火山で、火砕流を伴う噴火が発生しました。
◆一部地域では、道路封鎖や避難指示が出されています。噴火状況の予測は難しいため、周辺地域に近づかないようにしてください。
5日(木)午前5時頃、アンティグア南西約18kmに位置する『フエゴ火山』(VOLCAN DE FUEGO、チマルテナンゴ、サカテペケス、エスクイントラの3県にまたがる)で火砕流と大量の降灰を伴う噴火が発生しました。国家地震火山気象水文庁(INSIVUMEH)が、付近の渓谷並びに西及び北西地域に影響を及ぼす火山灰の降灰が予測されると速報を発表しています。
・午前11時現在の状況
チマルテナンゴ、サカテペケス、エスクイントラ、ソロラ、トトニカパン県で噴火による影響が発生しています。山間部や渓谷の近隣住民が国家災害対策調整委員会主導で、避難を開始しています。
以下の地図の道路において警察と軍による道路封鎖が行われています。
https://www.google.com/maps/dir/14.520847,-90.773281/14.3881938,-90.8270124/@14.4545008,-90.8833205,12z/data=!3m1!4b1!4m2!4m1!3e0?entry=ttu&g_ep=EgoyMDI1MDYwMi4wIKXMDSoASAFQAw%3D%3D
火砕流は、火山の崖を高速・高温で流れ落ちるガス・灰・岩の塊からなっています。火傷や窒息による死亡の危険性がありますので、火山周辺には絶対に近づかないでください。
道路封鎖や近隣住民の避難が行われています。迂回路含む周辺道路の渋滞や、交通障害が発生する可能性が高いため、周辺における不要不急の外出は控えるとともに、事故や犯罪に巻き込まれることのないよう、移動はより慎重に計画してください。