【ポイント】
●6月14日(土)、メンドーサ州メンドーサ市内のサンマルティン公園付近を散策中の邦人旅行客が強盗被害に遭遇しました。
●不運にも強盗などの事態に遭遇したとしても、絶対に抵抗せず、自身の命を守ることを最優先にするよう留意して下さい。
【本文】
邦人が被害者となる事件が発生したところ、以下のとおりお知らせします。
1 事件の概要
(1)日時
2025年6月14日(土) 15時頃
(2)場所
メンドーサ州メンドーサ市内(サンマルティン公園付近)
(3)被害者及び被害内訳
被害者:邦人20代男性(打撲、擦り傷)
被害内訳:スマートフォン、財布、クレジットカード
(4)被害の状況
被害者は、メンドーサ州メンドーサ市内のサンマルティン公園付近を散策中のところ、不意に当人の両側より接近してきた現地人と思われる男性2名に挟まれ、両脇から腕を掴まれてその場に倒された。そして小型のナイフで脅されながら、馬乗りされ、パスポート入りの肩掛けポーチとポケットに入れていた財布、スマホを強奪された。その後、犯人らは分散して逃走したが、被害者は犯人を追跡して、パスポート入りの肩掛けポーチを奪い返すことができた。
2 防犯対策
(1)メンドーサ州は、アルゼンチン国内の主要観光地の一つでもあり、国内外から多くの旅行客が訪れる地域であります。このため、旅行客を狙うひったくりなどの犯罪が多く発生している状況です。犯罪者からすると、旅行客であるか否かの見分けは容易であり、単独で歩いていると標的となってしまうリスクも高くなるため、できる限り複数名で行動する、人通りの多い場所を歩く意識を持つことが大切です。
(2)旅先での外出の際は、できるだけ貴重品の携行を避けるとともに、携行する場合においても、万一のことを想定してなるべく分散させて携行するなどの工夫も重要です。
(3)今回の事件のように、通常、強盗犯は複数名で行動し、銃器等を隠し持ち犯行に及ぶことも珍しくありません。このため、不運にも強盗などの事態に遭遇したとしても、絶対に抵抗せず、自身の命を守ることを最優先にした行動をとることを留意して下さい。
