7月9日(水)、中央州ヤウンデ市バストス地区の路上において、在留邦人がタクシーを待っていたところバイクの男からバッグを奪われそうになるというひったくり未遂事案が発生しました。
日頃からこの種の犯罪の被害防止に務めるとともに、最新情報の入手に努めてください。情報収集には「たびレジ」もご活用ください。
7月9日(水)午後6時30分頃、中央州ヤウンデ市バストス地区(COZY POOL付近)の路上において、在留邦人4名がタクシーを呼んで待ち、うち1名が携帯電話を持って操作していたところ、反対車線を走行してきた3人乗りのバイクが急に在留邦人側に進路を変更して近づいてきました。同在留邦人がとっさに携帯電話を下ろしたところ、バイクの後部座席(中央)に乗っていた男が同在留邦人がたすき掛けして胸付近に持ってウエストポーチに手をかけて引っ張りましたが、奪うことができずにそのまま逃走しました。在留邦人に怪我等はありませんでした。
状況から携帯電話を狙い、無理と分かりバッグを取ろうとしたものと思われます。ヤウンデ市内ではこうしたバイクを使用したひったくり事案が頻発しており、刃物を使用してたすき掛けバッグのひもを切って奪っていくケースも認知しています。
対策として、徒歩の場合、なるべく車道に近い位置に立ったり歩いたりしない、路上で携帯電話その他貴重品を扱わない、バッグを車道側に持たない、バイクが近づいてきたらその方向を見て(視線を合わせて)警戒する、また車の移動の場合、基本的に窓を開けない、窓を開けざるを得ない場合でもバッグや貴重品は助手席等シート上に置かず足下に置くなど被害防止のために細心の注意を払ってください。
また万が一、こうした犯罪に遭遇した場合には、無理して取り返そうとすると逆に反撃される可能性があるので、身の安全を確保の上、できる限り早急にその場から離れ警察に通報するなど、自分の身を守るための適切な行動を心掛けてください。