【インドネシア】通称「お金見せて詐欺」未遂事案の発生

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通称「お金見せて詐欺」未遂事案の報告がありました。
最近、発生の報告がありませんでしたが、今後連続発生する可能性もあるので注意喚起いたします。
※通称「お金見せて詐欺」とは
見知らぬ旅行者風の外国人から英語で声を掛けられ(途中で流暢な日本語に変わる場合もある)、「ドバイから来た」「日本にも行ったことがある」「日本人と話せて光栄だ」「日本に行きたいから勉強のために日本のお金を見たい」「インドネシアに来たばかりでインドネシアルピアがよく分からないからルピア札を見たい」等と言われます。財布を見せたり、お金を見せたり渡したりすると、現金を抜き取られたり、強引に財布を奪おうとするというものです。

1 事案詳細
発生日時 11月上旬午後7時30分ころ
発生場所 サヌールのダナウ・タンブリンガン通りのタンジュン・サリ付近
発生状況
・日本人男性がひとりで歩いていたところ、突然後ろから来た男から「マクドナルドはどこか」と話しかけられ、「ドバイから来た、日本人か?」と言われ、握手を求められた。
・「来週東京に行く。」と言いながら、自分の財布を出し、札を見せ始めたことから、危険を感じ、「I’m busy.」と言って足早にその場を立ち去ったところ、相手は引き続き声を掛けようとしていたがそれ以上追って来ることはなかった。

2 過去、当館に寄せられたいわゆるお金見せて詐欺は、路上での犯行が多い他、日本人が集まる日本食スーパーマーケットにおける犯行や比較的安全と言われているホテル内における犯行の報告などがありました。

3 見知らぬ者から突如声を掛けられたり、唐突な依頼をされたりした場合は、相手の言動等に惑わされたり油断することなく、会話を断ち切り、すぐにその場から離れる等して被害の未然防止に努めてください。

4 通称「お金見せて詐欺」以外にも、ひったくり、置き引き、すりなどの被害報告も領事館に寄せられています。
被害に遭わないよう、周囲に注意を払って行動して下さい。

 
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