【インドネシア】インスタグラムなどSNSを通じた詐欺

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●最近、インスタグラムなどSNSを通じた詐欺被害が増加しています。具体的な被害事例をご確認いただき、十分注意してください。

1.最近、インスタグラムなどSNSを通じた詐欺被害が増加しています。具体的な事例は以下のとおりです。
(1)著名な歌手のコンサートチケットの購入について、正規ルートでは入手できなかったため、インスタグラムで見つけたダフ屋のような人物に連絡したところ、WhatsAppでやり取りを行うこととなった。チケット料金に加え委任状代を指定口座に送金したところ、送金先銀行の担当者を名乗る者から連絡があり、昨年のコールドプレイのコンサートチケットでいろいろな問題があったため、追加の手続きとして、特別サイトに指定金額を入力し、「進む」をクリックして欲しい、実際には引き落としはされないので安心して欲しい、との説明があった。そのため、指示通りに手続きしたところ、入力した金額が引き落とされていた。その後、銀行担当者とも当初のダフ屋とも連絡が取れなくなり、チケットも送られてこなかった。

(2)インスタグラムにて日本行きの格安航空券の情報を得たため、連絡したところ、担当者とWhatsAppでやり取りを行うこととなった。家族4人分のチケットを銀行送金にて支払った後、連絡が途絶えた。担当者からの連絡には、航空会社のドメインが入っており、座席指定など航空会社がよく聞いてくる事項を照会されたため、見分けが困難であった由。

(3)ジャカルタで開催されるコンサートチケットを購入しようと、チケット購入可能と出ていたインスタグラムを通じて連絡を試みたところ、担当者のWhatsAppに連絡するよう案内があり、WhatsAppを通じてチケット購入手続きを進めた。指示された口座宛に料金を支払ったところ、先方から、「残念ながらチケットは売り切れてしまった。しかし、ゴールドシートが若干空いているので、追加料金を支払ってくれれば確保する。」との連絡があった。怪しいと思い、その時点でキャンセルするので返金して欲しい旨依頼したところ、連絡が途絶えた。

(4)iPhone15を購入しようと、iBoxの予約サイトにアクセスしたところ、エラーとなったため、iBoxのインスタグラムを通じて連絡したところ、「混み合っているため、こちらからでも予約ができる」として、氏名・住所などを記載するフォーマットが送付されてきた。やり取りを続け、指定口座へ送金したが、品物が届かなかったため、直接、iBoxの店舗に出向き確認したところ、当該インスタグラムは偽アカウントであることが判明した。

2 インスタグラム等のSNSには詐欺を目的とした掲載が多数存在しています。当該インスタグラム等が正規なサイトか否かよく確認する必要があります。また、「入手困難」「格安」「激レア」等の言葉を使い、チケットや品物などの販売を目的としているSNSは特に注意が必要です。当地の場合、WhatsAppによるやり取りを誘導してくるケースが多く、個人情報を確認された後に指定口座への振り込みを要求され、送金後に連絡が途絶える手口が多いです。身元のわからない人物との売買は避け、正規ルートによる購入をお勧めします。

 
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