●7月26日(土)11時より、ルアンダ市内サンタ・アナ墓地からラルゴ・ド・ソウェトにかけて抗議デモが実施される可能性があります。
●7月28日(月)から30日(水)の間、乗り合いタクシーのストライキが予定されています。ルアンダ州に加え、ベンゲラ州、ウイラ州、ウアンボ州、ビエ州、ベンゴ州、イコロ・ベンゴ州にも拡大される模様です。
●在留邦人の皆様におかれましては、以下の点に留意しつつ、不測の事態に巻き込まれることのないよう常に慎重な行動を心がけてください。
7月26日(土)11時より、ルアンダ市内サンタ・アナ墓地(Cemiterio de Santa Ana)からラルゴ・ド・ソウェト(Largo do Swveto)にかけて、政府に対するディーゼル価格の高騰を目的とした抗議デモが開催される旨の情報がSNS等で発信されていることが確認されました。
※7月18日(金)に発信した領事メールの最新情報となります。
7月25日(金)時点で当地治安当局へ確認したところ、「抗議デモの申請がなされているのは事実ではある。デモ参加者は上記の時間にサンタ・アナ墓地周辺に集合する予定であり、治安当局も人員を増員するなどを行い、対応する予定である。また、19日に行われたデモでは、デモ隊の一部が店舗の略奪など別の目的で参加した者が確認できたため警察は解散命令を行った。警察は、デモの開催している時間帯は交通規制や事故に巻き込まれないためにも周辺エリアに近づかないことをお勧めする。」と回答がありました。
他方、これまでもデモが開催され、治安当局と衝突した例があることから、本件においても十分な注意が必要です。治安当局とデモ参加者が衝突し、現場が騒乱状態となった場合、交通渋滞、公共物の破壊行為、騒乱に乗じた強盗犯罪などによる混乱が発生することが予想されます。
また、7月28日(月)から30日(水)、上記のデモと同様の目的で乗り合いタクシーのストライキが予定されています。ストライキは、ルアンダ州に加え、ベンゲラ州、ウイラ州、ウアンボ州、ビエ州、ベンゴ州、イコロ・ベンゴ州にも拡大される模様です。SNS上でストライキ期間に乗り合いタクシーを確認した際、乗り合いタクシーを破壊する発言も確認されています。当地は、過去に発生したストライキで、道路上にバリゲード設置、タイヤの放火、車両の放火なども発生しているため、外出時は十分注意が必要です。
在留邦人の皆様におかれましては、以下の点に留意しつつ、不測の事態に巻き込まれることのないよう常に慎重な行動を心がけてください。
(1)デモが予定されている時間帯は、デモ開催予定エリア周辺に近づかない。それ以外の場所を移動する際は、原則車両移動を行い徒歩移動は行わない。
(2)周囲に注意をし、人混みを避けて、目立たないようにする。
(3)万一、デモ等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れ安全な場所へ移動する。
(4)ラジオ・テレビ・インターネットなどを通じて、最新かつ正確なデモ及び治安情勢に係わる情報の入手に努める。
(5)不測の事態に備え、食料品、飲料水、燃料等の備蓄及び帰国渡航費用等の準備をしておく。
また、引き続き、最新の治安情報入手に努めるとともに、「目立たない行動を心がける」、「行動を予知されないよう努める」、「用心を怠らない」という安全のための三原則をしっかり守って行動し、自らの安全確保に努めてください。
