キューバで強盗事件等の連続発生

2023年年1月、邦人被害にかかる侵入窃盗事件が3件発生し、2月には車上狙いの未遂事件1件とスリ事件1件が発生したため注意喚起の領事メールを送信致しましたが、さらに、4月下旬と5月中旬に邦人被害にかかる強盗事件と窃盗事件が連続発生致しました。

1件目は、本年4月下旬の深夜帯、パセオ・デル・プラドホテルの北側となるマレコン沿いの歩道を邦人男性が1人で歩いていたところ、2人組のキューバ人男性に羽交い締めにされたうえ、携帯電話を強奪されたという強盗事件でした。
2件目は、本年5月中旬の午後2時30分頃、ハバナ県プラサ・デ・レボルシオン市で邦人男性が道に迷っていたところ、道案内を申し出たキューバ人男性に目的地とは違う場所に案内されてその場所に入るよう言われたものの、危険を感じた邦人男性がその申し出を断ったところ、手に持っていたカメラを窃取されたという窃盗事件でした。

キューバでは犯罪統計が発表されておらず、治安情勢を把握することが難しいですが、最近の情勢を考えると、確実に治安が悪化しています。今後、キューバへの旅行をお考えの方は、キューバが他の中南米諸国と比較して安全であるとの思い込みを捨てて、安全対策に十分配慮して下さい。