メキシコでの詐欺被害の発生

2022年4月8日(金)に在留邦人が詐欺被害に遭いました。

1事件概要
銀行職員と名乗る者から、被害者の電話に「クレジットカードに誤った請求がされたため、その請求のキャンセル手続きをしている」といった内容の話があった。犯人は被害者の口座番号や住所などの個人情報を知っており被害者を信用させた上、手続きのため「ピーッ」という音声の後に「No acepto el cobro」という言葉とSNSで届く8桁のコードを録音するよう指示、被害者は指示された通り録音し、カードの有効期限などの情報も伝えた。その後、見知らぬ請求があり、銀行の支店に行き詐欺だと判明したもの。
詳しい手口は不明ですが、何らかの方法で犯人は被害者のカード(口座)情報を使い詐欺を行ったものと思われます。

2 注意事項
(1) 犯人は言葉巧みに様々な情報を引き出そうとしてきます。カード情報などを聞かれた場合は絶対に教えないで下さい。
(2) 個人情報はどこで漏れているか分かりませんので、相手が自身の住所や連絡先を知っているからと言って信用しないようにして下さい。
(3) 不審な電話は一度切って、銀行に直接問い合わせするなどして下さい。
(4) 昨年は企業担当者に社長を名乗って現金を振り込ませようとする詐欺未遂も発生しております。テレビ電話に切り替える事も、なりすましの対策として有効です。

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