南アフリカにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
【ポイント】
2月2日、ヨハネスブルグ南部のファストフード店内において、邦人がクレジットカードを盗まれそうになる窃盗未遂事件が発生しました。
【本文】
1 事件の概要は次のとおりです。
(1)2月2日(金)午後2時頃、家族5人で旅行をしていた邦人が、ヨハネスブルグ南部にあるファストフード店内において、タッチパネル型セルフレジで注文をしようとした際、後方から3人組の男性に声を掛けられ、まずはクレジットカードを差し込むように指示をされた。
(2)注文前にカードを差し込むことを不審に思いながらも差し込んだところ、男の一人がそのカードを抜き取り、手の中に隠した。
(3)邦人はカードを盗んだことを指摘し、一度はカードを取り返したものの、男はセキュリティと記載されたIDカードを見せながら、「自分を信じてほしい。」等と話し、さらに隣に設置されたレジを操作するように指示してきたため、同様にカードを入れたところ、「暗証番号を押して。」などと説明しながらも、再びカードを抜き取り、ポケットにしまった。
(4)邦人らが犯罪者だと思い大声をあげ、カードを取り返したところ、男達はその場から逃走した。
2 つきましては、以下の点に留意して安全対策を講じるようにしてください。
(1)タッチパネル型セルフレジなどにおいて、クレジットカード等を使用する際に声を掛けられた場合は、安易に信用せず、その場から離れる。
(2)機器の操作に不慣れな場合は極力使用せず、操作方法に詳しい信用できる者を同伴する。
(3)クレジットカードが窃取された場合を想定し、引き落とし上限額を下げておくとともに、カード停止のための緊急連絡先を常に控えておく。
3 万一、事件・事故等に巻き込まれた場合は、警察当局に被害を報告するとともに、その概要を在南アフリカ日本国大使館に連絡してください。
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