【メキシコ】在留邦人が被害者となるフィッシング詐欺被害が発生しました。

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●在留邦人が被害者となるフィッシング詐欺被害が発生しました。

1 事件概要
6月13日(金)から15日(日)にかけて、銀行職員を名乗る女性から被害者携帯に複数回電話があり、「あなたのクレジットカードが不正利用されたため、その請求のキャンセル手続きを行う必要がある」という内容が伝えられた。被害者は、その電話の発信元の番号が銀行の公式カスタマーサービスのものであったこと、女性が被害者の氏名を知っていたこと、またキャンセル手続きの進行状況に関するショートメッセージ(SMS)が公式銀行名で逐次送られてきたことから、女性を信用し、自身の銀行アプリにログインし電話で指示された内容の通りに、口座履歴の確認や、ネットキー(一時的なパスワード)を使用し指定された金額を入力するなどの操作を行った。
その後、15日(日)の夜に被害者が自宅のPCから自身の銀行口座にログインしたところ、残高が0ペソになっていることに気付き、これが詐欺であったことを認識した。
今回の被害は典型的なフィッシング詐欺です。フィッシング詐欺は、詐欺師が銀行やそのほか信頼できる機関を装って被害者に連絡し、言葉巧みに個人情報や口座情報を取得しようとします。対策につき、下記注意事項を参照ください。

2 注意事項
(1) 犯人は言葉巧みに様々な情報を引き出そうとしてきます。個人情報や口座情報などを聞かれた場合は絶対に教えないで下さい。
(2) 個人情報はどこで漏れているか分かりませんので、たとえ相手が自身の住所や連絡先を知っているからと言って信用しないようにして下さい。
(3) 不審な電話は一度切って、気持ちを落ち着かせた後、銀行に直接問い合わせするなどして下さい。また、オンラインでの手続に不安がある場合は、各種銀行手続は窓口で行うことも検討して下さい。
(4) 過去には、企業担当者に社長を名乗って現金を振り込ませようとする詐欺未遂も発生しております。テレビ電話に切り替える事も、なりすましの対策として有効です。

 
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海外での邦人被害詐欺・恐喝メキシコ
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