2022年1月3日(月)、メキシコ市ポランコ地区において、邦人が徒歩で帰宅中、強盗被害に遭いました。
1 事件概要
1月3日(月)午後5時30分頃、邦人男性が、ポランコ地区リネアル公園からソウマヤ美術館方面へ、一人で徒歩にて帰宅途中、前方から接近してきた男性にナイフを突きつけられ、金品(財布及び携帯電話)を渡すよう強要されました。邦人男性は、要求に応じて金品の入ったリュックを渡し、邦人男性にケガ等はありませんでした。
2 注意事項
本件のような被害に遭わないために、以下の点等に注意してください。
(1)辺りが薄暗い早朝や夜間の外出は避け、人出のある時間帯を選ぶ。
(2)歩行する際は、なるべく人通りの多い道を選ぶ。また、可能な限り2人以上で行動するよう心掛ける。
(3)常に周囲に気を配り、怪しいと感じた際は、その場から離れる、又は近くの通行人や店舗等に助けを求める。
(4)強盗に遭った際は、抵抗することなく犯人の要求に応じ、犯人を見つめたり、追いかけたりする等、犯人を刺激するような言動は避ける。(強盗被害に遭遇した際、犯人を刺激することで、生命・身体に危害を加えられるリスクが高まります。一般的に、無抵抗で金品を差し出した場合、そのリスクは低くなると言われていますので、気持ちを落ち着かせて犯人の指示に従ってください。)
(5)解放されて、身の安全が確保された後には、緊急通報番号「911」へ通報する。(状況にもよりますが、その場で通報することが出来れば、周辺の警察車両に連絡が行き、即応体制が取られることから、事件の早期解決につながる可能性が高まります。事件後は検察事務所において「被害報告(Denuncia)」をしてください。保険関連の手続きや犯罪被害を原因としたパスポートの再発行にも同報告が必要になります。)
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