2022年3月28日(月)に在留邦人がグアナファト州セラヤ市を過ぎた辺りの高速道路(45号線)で強盗被害に遭いました。
1 事件概要
(1)3月28日(月)在留邦人が運転手と共に、ケレタロ市からサラマンカ市へ高速道路(45号線)を利用して走行していた。午前9時30分頃、セラヤ市を過ぎた辺りで突起物を踏み、左前のタイヤがパンクしたため路肩に停車(別の車両も近くに1台、遠くに2台パンクのため停車していた。)、運転手がタイヤ交換を行っていたところ、畑から犯人(男性2名でナイフ、ナタを所持)が現れスマホ、財布を要求、被害者は現金とカード類を2つに分けて携行しており、スマホと現金の入った財布のみ犯人に渡した。犯人は停車していた別の車両にも同様の手口で犯行を重ね逃げるように去って行った。被害はスマホと現金のみで運転手と在留邦人には怪我はなかった。
2 注意事項
(1)まきびし等を使い意図的にパンクさせ、停車したところを襲う手口もあります。市内であればガソリンスタンドやコンビニなど、人がいるところまで走行(避難)してから対処をする、高速道路上などで避難する場所がない場合は、可能な範囲内で走行しその場を離れるか、一旦停車してもタイヤ交換する前に不審者や不審車両など周囲の状況を確認してから作業して下さい。
(2)万が一、強盗に遭遇してしまった場合、急な動作や抵抗するなどして刺激すると、相手の行動もエスカレートする危険性も高く、また犯人もナイフや銃を隠し持っていたり、その場にいなくても近くで仲間が隠れている事もありますので、十分ご注意下さい。
(3)被害が最小限に済むよう、現金とカード類(その他貴重品)は分けて携行して下さい。また、停車中に窓ガラスを割って、助手席や後部座席に置いてある鞄を摂取する犯行手口もありますので、鞄などは外から見えない場所(助手席の足元など)に置くなどして下さい。
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