【メキシコ】グアナファト州の高速道路(45号線D)での車両強盗の発生について

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●8月22日(木)15時00分頃、グアナファト州セラヤ市(45号線D)で車両強盗が発生しました。

1 事件概要
 8月22日(木)15時00分頃、日本企業のメキシコ人従業員が運転する車両(SUV)に邦人男性1名が同乗し、アパセオ・エル・グランデ方面から高速道路(45号線D)を走行中、拳銃を向けながら後方から現れた白バン車両に道を塞がれ停車させられた。白バン車両には犯人3人が乗車しており、3人のうち2人が邦人が乗車する車両に乗り込み、邦人及びメキシコ人従業員は後部座席に座らされ、犯人の運転で5分程走行(残る犯人1人は白バン車両を運転し、邦人車両を先導)後、拳銃で脅されながら車両を移動するよう指示され、白バン車両へ乗せられた。(その間に犯人のうち1人は邦人が乗車していた車両で逃走。)
その後、アパセオ・エル・グランデ方面へ白バン車両内に拘束されながら移動、その際に現金・携帯・腕時計・鍵を奪われた。30分程走行した後、アパセオ・エル・グランデ周辺で車両から降りるよう指示されて解放された。

2 注意事項
治安当局も巡回など行ってはおりますが、依然として車両強盗被害が多く発生している状況です。特に州境を走行される際は十分にご注意下さい。
(1) 日中の明るい時間でも強盗被害は発生しております。特に州を跨いで移動される場合は、路程や時間帯も含めて運行計画を検討して下さい。
(2) 車両強盗の多くは、拳銃を使ったり道路をブロックしたり手荒な犯行がほとんどです。高速道路ですとスピードも出ていますので、逃げようとして大きな事故に繋がる可能性もあります。状況的に逃走が難しい場合は、無理をせず相手の指示に従うようにして下さい。
(3) 強盗に遭った際は、抵抗することなく犯人の要求に応じ、犯人を見つめたり、追いかけたりする等、犯人を刺激するような言動は避けて下さい。(強盗被害に遭遇した際、犯人を刺激することで、生命・身体に危害を加えられるリスクが高まります。一般的に、無抵抗で金品を差し出した場合、そのリスクは低くなると言われていますので、気持ちを落ち着かせて犯人の指示に従ってください。)

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