【ブルガリア】ヴァルナ市での公共交通機関内のスリに関する注意喚起

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【ポイント】
●最近、黒海沿岸のヴァルナ市において、公共交通機関利用中のスリ被害が頻繁に発生しています。
●バスに乗車中、親しげに話しかけたり、複数人で囲んで身動きが取れないようにしたりした上で、後ろや横に密着して持ち物を漁る手口が確認されています。
●万一被害に遭われた場合は、警察に通報するとともに、当館にもご一報いただきますようお願いいたします。

【本文】
○最近、黒海沿岸のヴァルナ市において、公共交通機関利用中のスリ被害が頻繁に発生しています。

○一例として、当地在留邦人から情報提供のあったケースの概要をご紹介します。
・市内中心部、大型商業施設、大学、ビーチ等を通るバスに乗車中に発生。
・親しげに話しかけたり、複数人で囲んで身動きが取れないようにしたりした上で、後ろや横に密着して立ったスリ犯がバックパックの中を漁る手口。
・スリ犯は女で、英語で話しかけてきたが、仲間内や電話口では英語でもブルガリア語でもない言語を話していた。
・スリ犯は、一見、怪しそうには見えない一般的な服装をしており、空のバッグやレジ袋を所持。
・銀行で現金を引き出した後に被害に遭ったことから、銀行からスリ犯に後をつけられていた可能性がある。
・スリ犯は、逃走中に重ね着をした服を脱いで追跡を逃れようとするなど、常習である可能性がある。

○ヴァルナ市はリゾート地として知られ、外国人観光客を狙ったスリや置引き、詐欺等の被害が多発しています。日本人は、外見から明らかに外国人であることが分かるため、非常に狙われやすいと言えます。以下のような点を念頭に置いて、被害に遭わないよう注意してください。
・公共交通機関利用時、不自然に身体を寄せたり、親しげに話しかけてきたりする人物がいれば、速やかに距離を取る。
・取り囲まれるなどして身動きが取りづらくなった場合は、持ち物を前に抱えるなどしつつ、目的地に着くのを待たずに最寄りの駅や停留所で降車する。
・ATMや銀行窓口を利用する際は、周囲に注意を払い、後をつけられていると感じた場合は、タクシーを利用するなどして、速やかに追跡を逃れる。
・凶器を所持している可能性があるため、反撃や追跡はせず、守りに徹する。

○万一被害に遭われた場合は、ヴァルナ警察に通報すると共に、当館にもご一報いただきますようお願いいたします。
・EU統一緊急電話番号
112
・ヴァルナ県警察本部
2 Tsar Kaloyan str./+359 52 615 166
・第一警察署(ヴァルナ市内中心部を管轄)
30 Parijka komuna str./+359 52 611 516
・第五警察署(ゴールデン・サンズ・ビーチを管轄)
9007 Golden Sands Resort/+359 52 355 311

 
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