【アルゼンチン】ブエノスアイレス市セントロ(オベリスク近辺)での盗難被害

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【ポイント】
●4月26日13時頃、ブエノスアイレス市セントロのオベリスク近辺コリエンテス通りを散策中の邦人旅行客が盗難被害に遭遇しました。
●貴重品の管理には、十分注意してください。

【本文】
邦人が被害者となる事件が発生したところ、以下のとおりお知らせします。

1 事件の概要
(1)日時
2025年4月26日(土)13時頃
(2)場所
ブエノスアイレス市セントロ(オベリスク近辺、コリエンテス通り
(3)被害者及び被害内訳
被害者:邦人30代男性
被害内訳:貴重品入りのバッグ(パスポート、財布、クレジットカード、カメラ)
(4)被害の状況
被害者は、4月26日13時頃、ブエノスアイレス市セントロのオベリスク近辺コリエンテス通りを散策中のところ、不意に上方から何らかの液体をかけられ、確認すると、下水のような強い異臭がする液体が衣類や荷物に付着していた。被害者が荷物を拭こうとすると、現地人とみられる男性が接近し、液体を拭く手助けを始めた。
被害者らが衣服や荷物を拭いている間に、別の何者かによって荷物がすり替えられ、気づいた時には既に持ち逃げられており、また、現場には、犯人が逃走したとする方向を大げさに示す別の人物も現れた。

2 防犯対策
(1)今回の事件は、いわゆる「ケチャップ強盗」と呼ばれるアルゼンチンで頻発している犯行手口です。通常、犯人は複数人のグループで組織的に犯行に及んでおり、ケチャップ、マスタード又はペンキ等の液体を被害者に付着させる役、親切に近寄って来て、その汚れを拭き取りつつ被害者の注意を引き付ける役、リュックサック等被害者の荷物を持ち去る(ひったくる)実行役等に役割を分担しているケースが多いです。
(2)また、今回の様に被害に遭遇したことを認知した被害者が、犯人を追いかけようとした途端に、犯人の逃走方向を示す人物が現れることもありますが、この人物もグループの一員であり、逃走方向と逆の方向を示し、追跡の妨げを行っていることが殆どです。
(3)万一、何かしらの液体をかけられたとしても、間を置かずに接近してくる人を認識した際は、絶対に手助けを受け入れず、その場から離れるようにして下さい。また、貴重品入りの携行物は、決して自身の身体から離すことのないようにしてください。
(4)さらに、盗難被害を最小限に抑える工夫として、旅券、携帯電話などの貴重品は、一つのバッグ等にまとめることなく、ウエストポーチ等を併用して他のカバン等に分散させることをお勧めします。

 
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アルゼンチン海外での邦人被害強盗
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