【イラン】石油関連施設火災時の健康被害の可能性について

スポンサーリンク
スポンサーリンク

現地時間6月15日未明、イスラエルによる攻撃により、イラン各地の石油関連施設で爆発や火災が起きた旨の報道がなされております。
周辺に居住・滞在する邦人の皆様は、インターネットやテレビ、ラジオなどで最新の情報を収集し、イラン政府の安全確保のための指示に従ってください。

石油関連施設の火災で発生する煙には、複数種の有害物質が含まれている可能性があります。
頭痛、めまい、吐き気などを催し、大量に暴露された場合、重篤な状態になることもあります。
また、眼に対する刺激性があり、眼に触れると眼が痛くなるなどの症状が出ます。
当局からの避難指示が無い場合も、以下の大気汚染時に準じた対応をとることをお勧めします。
また、体調が悪くなった場合は、早期に病院を受診してください。

・外出はできるだけ控える。
・やむを得ず外出する際は、マスク(活性炭の入った防毒マスクや、マスクの目が細かいN95マスクが望ましいが、入手できなければ通常のサージカルマスクでも可)を着用する。
・目への悪影響を防ぐためゴーグルを着用する
・皮膚や目が煙に汚染された場合は、流水で15分以上洗う。
・車での移動では、空調は車内循環に設定する。
・窓を閉め、換気扇を止め、窓と壁の隙間等にはガムテープや布等で目張りして部屋をできるだけ密閉する。ただし、調理などで屋内で火を使わざるを得ない場合は、最低限の換気を実施する。
・空気清浄機があれば使用する。
・汚染されている水や食料の摂取は避ける。

 
スポンサーリンク
スポンサーリンク
戦争・武力衝突イラン
邦人被害ニュースをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク