【バングラデシュ】アワミ連盟(AL)の活動等に関する注意喚起

スポンサーリンク
スポンサーリンク

1 報道等によれば、アワミ連盟(AL)が、8月に暫定政権を打倒するための妨害行為を全国規模で準備しているとのことであり、特に、8月5日は昨年夏の政変より1周年となることから、同日及びその前後は注意が必要です。また、8月中は他にも暫定政権が発足した日(8月8日)やムジブル・ラーマン初代大統領(ハシナ前首相・AL総裁の実父)が暗殺された日(8月15日)など象徴的な日があります。

2 また、NCP(National Citizen Party)は、1か月にわたる全国キャンペーンの最終日である明日(30日)、ダッカ市内で行進を行うとしています。さらに、同党は、8月3日にダッカ中心部のショヒド・ミナールで昨年夏の政変から1年に際する大規模集会を開催することを発表している一方、BNPの学生組織(Chhatra Dal)も同日同場所での集会の開催を発表する等、今後とも、様々な政治勢力による示威・妨害行為やそれに対する抗議活動を含め、政治的要因による突発的な衝突や襲撃事件等がダッカを含むバングラデシュ各地で発生する可能性があるため、十分な注意が必要です。

3 在留邦人の皆様におかれましては、報道等により最新情報を入手するとともに、不測の事態に巻き込まれないよう十分にご注意下さい。万が一、デモや暴動などの異常事態に遭遇した場合は、直ちにその場を離れ、自らの安全確保した上で大使館まで御一報ください。