【アンゴラ】ルアンダ州内における原油価格値上げの抗議を目的とした乗り合いタクシーのストライキ

スポンサーリンク
スポンサーリンク

●7月28日(月)、ルアンダ州内でディーゼル価格の値上げに対する抗議を目的とした乗り合いタクシーのストライキが実施されました。
●ストライキは、28日(月)から30日(水)まで予定しています。
●一部の地域でストライキに乗じて公道の投石や妨害、店舗の略奪行為が確認されています。
●在留邦人の皆様におかれましては、以下の点に留意しつつ、不要不急の外出を控え不測の事態に巻き込まれることのないよう常に最新の情報を元に慎重な行動を心がけてください。

7月28日(月)、ルアンダ州内でディーゼル価格の値上げに対する抗議を目的とした乗り合いタクシーのストライキが実施されました。ストライキの期間は、28日(月)から30日(水)まで予定されています。

当館が確認した情報によると、28日(月)、ストライキ期間に稼働しているバスに対する投石行為や公道におけるタイヤの放火などの妨害行為が行われました。これらの妨害行為は、一般車両に対しても投石行為が行われ被害が発生しています。これらの行為が行われた地域(ロシャピント地区、ゴルフ2地区、サンバ地区、フトゥンゴ地区、カレンバ2地区、パランカ地区、セケレ地区、キランバ地区)へ、治安当局は暴動の鎮圧を目的に、自動小銃、ゴム銃、催涙ガス等の使用の確認がされており、死傷者や逮捕者が発生しています。

また、一部の地域(カレンバ2地区、キコロ地区等)でストライキに乗じたスーパーマーケットや商店に対する略奪行為が発生しております。この状況からルアンダ州内の多くのショッピングモール、スーパーマーケット、銀行などは、臨時休業を発表しています。

29日(火)、ルアンダ郊外のカクアコ地区、キランバ地区、キコロ地区、サンビザンガ地区などで道路の封鎖や暴動が発生しており、治安当局の派遣が行われています。

治安当局は、暴動鎮圧時に巻き込まれる事故を考慮し、不要不急の外出を控えることを勧めています。

在留邦人の皆様におかれましては、以下の点に留意しつつ、不測の事態に巻き込まれることのないよう常に慎重な行動を心がけてください。
(1)不要不急の外出を控え、不測の事態に巻き込まれることのないよう常に最新の情報を元に慎重な行動を心がけてください。
(2)ラジオ・テレビ・インターネットなどを通じて、最新かつ正確な治安情勢に係わる情報の入手に努めてください。

また、引き続き、最新の治安情報入手に努めるとともに、「目立たない行動を心がける」、「行動を予知されないよう努める」、「用心を怠らない」という安全のための三原則をしっかり守って行動し、自らの安全確保に努めてください。