【ブラジル】邦人被害(路上での強盗致傷事件の発生)

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以下のとおり、邦人が被害者となる路上での強盗致傷事件が発生しましたので、お知らせします。

1 発生日時
 4月10日(水)午後11時頃

2 発生場所
 サンパウロ市コンソラソン地区のアントニオ・カルロス通り(Rua Antonio Carlos)196周辺

3 事件概要
 邦人被害者が友人と近くの飲食店で食事を終え、一人で帰路についたところ、前を歩いていた4人組(男女2人ずつ)のうち男性一人が、暗がりに入った瞬間に(飲食店が多くあるエリアを過ぎ、住宅地に差し掛かったところで)、被害者に向かってきて、斜め掛けにしていたショルダーバッグをひったくろうとした。
 被害者はバックを強く引かれたことによる衝撃で道に押し倒され、バッグの中身の一部(財布やイヤホンなど)を奪われた。バッグに手をかけてきた賊の男性は黒人系、身長180cmほど、やせ型の体系、大学生くらいの年齢という特徴があった。
 転倒した際に頭と手を打ってしまったため、救急外来を受診したところ、大事には至らなかった。

4 被害品
 財布に入っていた現金約1,000レアル、イヤホンなど。

5 防犯対策
(1)パウリスタ大通り周辺地区では過去にも昼夜を問わず複数の邦人強盗被害が発生しています。訪れる必要がある場合には、可能な限り単独移動・徒歩移動は避けてください。
(2)外出する際の荷物は必要最小限に留め、貴重品は極力持ち歩かないか、携行する場合は分散して携行してください。
(3)外出時は常に警戒心を維持し、時折周囲に視線を向けるなど、警戒心を顕示することも効果的です。
(4)万が一事件に巻き込まれた際は、抵抗を試みると命の危険もあることから、素直に犯人の要求に従い、逃走・抵抗またはそれと誤解されるような素早い動きは絶対にしないでください。

 
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海外での邦人被害強盗中南米ブラジル
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