南アフリカにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
【ポイント】
4月14日、邦人旅行者が首締め強盗に遭い、財布、パソコン等を強奪される事件が発生しました。
【本文】
1 4月14日(日)の午後4時頃、邦人旅行者がヨハネスブルグ市のCBD(Central Business District)のVon Wielligh Street付近を徒歩で移動中、3人組と思われる者に背後から首を締められ、財布、パソコン等が入った鞄を強奪される被害に遭いました。
2 つきましては、以下の点に留意して安全対策を講じるようにしてください。
(1)ヨハネスブルグ市のCBDは、強盗や窃盗事件などの犯罪が昼夜問わずに多発する場所であり、ツワネ市(旧プレトリア)及びダーバン市の各CBDとともに、危険度レベル2(不要不急の渡航は止めてください)に指定されています。「南アフリカ滞在安全の手引き」等を参考にして、不用意に近付かないようにしてください。
「南アフリカ滞在安全の手引き」
https://www.za.emb-japan.go.jp/files/100513845.pdf
(2)南アフリカの犯罪者の多くは、仕事がなく、常に物を盗もうとターゲットを選定しています。服装や装飾品などの見た目から狙われることもありますし、また、所持しているスマートフォンや現金を見られることで、ターゲットになることもあります。南アフリカ国内では、日本人を含むアジア人の外見だけで目立っているということを改めて認識した上で行動するようにしてください。
(3)万が一、銃器、ナイフなど凶器を突きつけられて金品を要求された場合は、絶対に抵抗しないでください。抵抗した場合、凶器で危害を加えられるおそれが非常に高くなります。
(4)日頃から、スマートフォンを盗まれた場合に遠隔で初期化できるように設定しておくこと、クレジットカード等の緊急連絡先などを控えておくこと等の対策をあらかじめとるとともに、被害にあった際には、直ちに利用停止措置をとることで、被害を最小限にとどめるよう努めてください。
(5)昼夜を問わず、街中の徒歩移動は控えて、車両で移動するようにしてください。
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