【ベトナム】賭博行為に係る注意喚起について

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〈報告例〉
 ホーチミン市内を観光していたところ、日本語若しくは英語で話しかけてきた人物(自称:インドネシア人、シンガポール人等)に誘われ、その人物の自宅に赴き食事等のもてなしを受けた後、突然、カジノのディーラーと名乗る人物が来訪し、ブラックジャックやポーカー等のカードゲームへの参加を誘われた。その後、そのディーラーから必ず勝てるという「イカサマの方法」を教えられ、少額で掛けている間は連勝したが、掛け金が高騰した途端負け始め、所持金の他、ATM等で現金を下ろすよう指示され、多額の被害を受けた。

〈対 策〉
 ベトナムにおいて賭博は法令違反であり、公安当局に相談しても、相談者自身が被疑者として扱われることとなります。言葉巧みに賭博に誘い込む犯人グループは、それを承知で誘い入れていることからは、当地で見知らぬ人物からいきなり話しかけられても、決して甘い話には乗らないようにして下さい。
 また、日本語若しくは英語で親しげに話しかけてきた人物に遭遇し、食事等に巧みに誘われる場合であっても、絶対に当該人物の自宅等に行くことは避けて下さい。同種事案は、相手方の自宅等において発生するケースが多く、容易に逃げ出すことができない状況となり、場合によっては生命・身体にも危険が及ぶ可能性がありますので、不審な人物には絶対について行かないようにして下さい。

 
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