【イラン】観光地等における在留邦人被害の窃盗事件の発生

スポンサーリンク
スポンサーリンク

●観光地や公共交通機関などで旅行者がスリ、置き引き等の犯罪被害に遭う事案が発生しています。
●「目立たない」、「行動を予知されない」、「用心を怠らない」という安全のための三原則に留意して、防犯対策を心がけてください。

観光地などで旅行者を狙った犯罪や事件が発生しています。特に最近では、スリ、置き引きといった窃盗事件が連続して発生しています。また過去には、通行人に対する強盗や脅迫、公共交通機関などでも事件が発生しており注意が必要です。旅先で食事や自宅に招待される場合にも慎重に行動しましょう。
「目立たない」、「行動を予知されない」、「用心を怠らない」という安全の三原則に留意し、以下のような点に注意をしながら防犯対策を心がけてください。

1 防犯対策
(1)スリ・置き引き
ア 空港や駅、バザー等の人混みの中では所持品から目を離さず、常に周囲の状況に注意する。
イ 高額な現金・時計や貴金属は持ち歩いたり、人に見せない。
ウ 目立つ服装は避ける。
エ 財布やパスポートなどの貴重品は必要最低限とし、分散して所持する。
オ ホテルのロビーやレストラン等で貴重品の入ったポーチや鞄を席に置いたまま離れない。スマートフォンや貴重品をテーブルの上に放置しない。
カ バッグ類はボタンやファスナーを閉め、体の前に掛けるか脇に持つ。またズボンの後ろポケットに財布等貴重品をいれない。
キ 見知らぬ人に声をかけられても、手荷物や貴重品は体から離さず注意する。
(2)ホテル
ア 外出する際は貴重品をセーフティボックスに保管する。
イ 部屋に入ったら鍵とともにチェーンロック等もかける。
ウ ドアをノックされても安易に扉は開けず、必ず相手が誰かを確認する。不審な点があればフロントに連絡して確認する。
(3)歩行中
ア 人とすれ違う際や追い越しをする際には他の歩行者と一定の距離(目安としては片腕の長さ分の距離)を保つよう注意する。
イ イヤフォンを着けたままの移動、歩きながらの携帯電話の操作は周囲への警戒が緩みやすいので避ける。
(4)写真撮影
ア 空港、駅、湾港、政府関係施設、軍事施設等は撮影禁止となっている。
イ 撮影禁止であるにもかかわらず、撮影禁止の看板や標識が出ていないケースが散見されることから、撮影する際は周囲の人に必ず確認する等、十分注意する。
(5)夜間
ア 夜間の外出は極力避ける。外出せざるを得ない場合は複数人でタクシーを利用して移動する。また、人通りの少ない場所は避ける。
イ 見知らぬ人から声をかけられたら用心する。また、飲み物や食べ物は受け取らない。

2 公共交通機関
(1)公共交通機関を利用する際は、夜間・早朝の利用は極力避け、利用する場合には可能な限り複数人で乗車し、例え短時間であっても居眠りをせず常に周囲に注意を払う。
(2)公共交通機関では車内のみならず、ホームや停留所においても周囲の状況に注意する。
(3)タクシーを利用する場合は、乗車前に必ず行き先や料金を確認する。白タクは利用しない。また、降車する際は車内に忘れ物がないか確認する。
(4)長距離バスや列車を利用する場合は、貴重品等を身体から離さずに管理し、他の乗客の言動に十分注意する。

3 被害にあった場合
(1)万が一、被害にあった場合には、最寄りの警察署で被害届を提出する。
(2)事件やトラブルに巻き込まれ緊急の場合には、躊躇せずに110(警察)へ通報する。
(3)お困りのことがあれば、日本大使館にご相談ください。
【問い合わせ先】
連絡先:在イラン日本国大使館領事班
電話:+98-21-22660710(代表)
FAX :+98-21-22660746
e-mail: consular@th.mofa.go.jp
HP: http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html

 
スポンサーリンク
スポンサーリンク
海外での邦人被害窃盗イラン
邦人被害ニュースをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク