【モンゴル】スフバートル広場周辺でスリが連続発生

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○ 7月16日(火)と28日(日)にウランバートル市内のスフバートル広場周辺で邦人がスリの被害にあう事案が発生しました。
○ スフバートル広場は、観光地として多くの旅行者が訪れる場所であり、これまでも外国人旅行者を狙ったスリが発生しているため、特に注意が必要です。
○ いずれの被害者も歩行中にカバンのチャックを開けられているため、滞在中は、現金や貴重品が狙われているとの警戒心を保ち、リュックやバックは常に視界に入れておくなど、盗難被害に遭わないようにご注意ください。

1 スリ被害の発生状況
(1) 事例1(盗難未遂)
発生日時:7月16日(火)午後3時頃
発生場所:セントラルタワー南側公園内(スフバートル広場の南東)
概要:邦人が一人で公園内を歩いていた際に背負っていたリュックサックに違和感があり、後ろを振り返ったところ、不詳男性がカバンに手を掛けてチャックを開けていた。直ぐにリュックサックの中身を確認したところ、盗まれたものはなかった。
(2) 事例2(現金の盗難被害)
発生日時:7月28日(日)午後4時頃
発生場所:中央郵便局南東の信号交差点歩道上(スフバートル広場の南西)
概要:邦人4名が交差点で歩行者用信号が青色に変わったため、歩き始めたところ、先に歩き始めた1名の後方に男性3名が割り込んで入り、同男性の内の1名が突然傘を広げた。先に歩いていた邦人が何事かと驚いている間に肩掛けポーチのチャックを開けられて中に入れていた財布を盗まれた。その後、別の男性が財布を拾ったと邦人に声を掛けたことで財布が盗まれていたことに気がつき、財布の中から現金が無くなっていた。

2 防犯ポイント
・ 外国人を狙ったスリが多発しているため、滞在中は、所持品が狙われているとの警戒心を保ち、用心を怠らない。
・ リュックやポーチは、気づかないうちに開けられたり、ナイフ等で切られたりすることがあるので、常に視界に入れておく。
・ スリ集団は混雑した場所、人目の少ない場所で犯行に及ぶことがあるため、バス車内やエレベーターなどでは、所持品から目を離さないようにする。
・ 周囲を警戒し、接近してくる不審な人物を認めた場合は、すぐにその場から離れ、街頭の警察官や周囲の人に分かるように助けを求める。
・ 刃物等の凶器で脅された場合は、抵抗せずに犯人の要求に従う。被害品を取り返そうとするなど、犯人を刺激すると凶器による暴行を受ける可能性が高まるため、生命の安全を第一に考え、抵抗しない態度を示す。
・ 万が一、犯罪の被害に遭われた場合には、警察(102)に通報する(モンゴル語又は英語での対応が必要です。)。

 
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