【ザンビア】安全情報(ルサカ市における犯罪被害の増加に伴う注意喚起)

○最近、ルサカにて犯罪発生率が増加し、邦人等が被害に遭う事案が増加しております。

○在留邦人の皆様におかれましては、当館で作成している「安全の手引き」を改めてご一読いただき、内容を参考として安全対策を講じてください。

○万一、事件・事故に遭遇した場合には、警察等への通報と併せて在ザンビア日本国大使館までご連絡下さい。

1 最近、ルサカにて犯罪発生率が増加し、邦人等が被害に遭う事案が増加しております。在留邦人の皆様におかれましては,下記被害事例を確認し、改めて十分にご注意いただきますようよろしくお願い致します。

(1)1月23日(火)午後19時頃、邦人がルサカの「EAST PARK MALL」駐車場に駐車し、買い物から戻った際、車内に置いていたボディバッグを盗まれたことに気づいた。車両の鍵穴に何かを詰め、解錠した模様。

(2)2月14日(水)の日中、ルサカのカムワラ地区にある市場において邦人が子供(年齢等細部不明)2名に店の隅まで追いやられ、金目の物がないか身体を検索された。邦人は不要な物を所持していなかったため、被害はなかった。

(3)2月14日(水)午後20時頃、邦人がルサカの「Centro Kabulonga MALL」駐車場に駐車し、買い物から戻り車両のトランクに鞄を入れて運転のため車両に乗り込む際、近傍にいた警備員に話しかけられ、数秒間対応している間に左隣に駐車していた車両の乗員が飛び出し、トランクを空けて鞄を窃取、急発進して逃走した。

(4)2月16日(金)の日中、タクシーに乗車していた邦人がルサカのタウン地区Panganani Roadに入ったところ、数名の男性がタクシーを取り囲みガラスを叩いてきた。最終的に20~30名ほどに取り囲まれタクシーの運転手が車外に引きずり出され暴行を受けた。邦人は襲われる事はなく、車外に出て徒歩でその場を離れた。

(5)1月~2月の間において、ルサカのLukasu Road沿い、「Atletico Lusaka Sports Complex」前において邦人被害者2名含む5件のひったくり事件が発生。車両から身を乗り出す、近傍に停車して下車し、被害者から物品を奪い逃げ去る等、様々な手法により犯行が行われている模様。その他地域においても同様の被害は頻発している。

2 上記の事例からもわかるとおり、犯罪被害は邦人もよく利用する場所で昼夜を問わず発生しております。また、警察当局によると、上記犯罪発生箇所に限らず、Centro、Manda hill、Arcades、East Parkなどのショッピングモールにおいて車上荒らし及び窃盗事件が頻発しているとの情報があります。

3 犯罪事案の増加に伴い、以下の点に留意して安全対策を講じるようにお願いします。また、当館で作成している「安全の手引き」を改めてご一読ください。
(1)なるべく徒歩での移動を避け、やむを得ず徒歩移動する場合は、周囲に気を配り極力車道から離れたところを選定する。
(2)パソコンやスマートフォンなどの貴重品やバッグを車内に残置せず、車両の鍵及び窓のロックを確実に行う。
(3)車を離れる際は貴重品やバッグを全て携行する、または外出時に不必要な物品を携行しない。
(4)監視カメラが設置されており、かつ、照明等が十分で人目につくところに駐車する。
(5)警備員の行動に不審な点がないか気をつける。
(6)非常時にすぐに連絡がつくよう、連絡手段を確保する。被害に遭ったときには身体の保護を最優先に、抵抗はしない。

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