【ネパール】デング熱感染状況と予防について

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(ポイント)
ネパールの疫学・疾病管理局によると、今年に入り、全国で1,255件(前年比150件増)のデング熱感染例が報告されています(カトマンズ市、ラリトプル市、バクタプル市の感染例を含む)。また報道によれば、今期はモンスーンの到来が早く、例年を上回る降雨量が予想されており、特に6月から8月にかけてはデング熱の感染拡大の可能性が示唆されています。
基本的な予防法として、蚊の発生源となる水たまりを作らないことや、虫除け剤の使用をお考えいただくとともに、肌の露出にご注意ください。

(デング熱とは)
デング熱は、蚊に刺されることによって感染する疾患です。デング熱は急激な発熱で発症し、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が見られます。通常、発症後2~7日で解熱し、発疹は解熱時期に出現します。デング熱患者の一部は、まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがあり、早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。
屋外の蚊が多くいる場所で活動する場合は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊にさされないよう注意してください。

○ネパール疫学・疾病管理局ホームページ

News Room
Epidemiology and Disease Control Division , Ministry of Health, DoHS and co-ordination of centre.

○厚生労働省ホームページ

デング熱について

○検疫所ホームページ

デング熱(Dengue Fever)
厚生労働省検疫所「FORTH」、海外で健康に過ごすために。

 

 
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感染症・公衆衛生情報ネパール
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