【南アフリカ】強盗致傷被害の発生（ケープタウン市：De Waterkant）

●ケープタウン市中心部De Waterkant地区において、夜間、スマートフォンを片手にイヤホンを装着し単独でランニング中の邦人旅行者が強盗致傷被害に遭いました。
●スマートフォン、財布等の金品は見えないようにし、夜間帯の特に人通りの少ない場所での単独行動は控えてください。
●万が一、強盗に遭遇した際は、絶対に抵抗しないでください。

１　8月14日（水）20時頃、ケープタウン市中心部De Waterkant地区のNapier streetにおいて、邦人男性旅行者がスマートフォンを片手にイヤホンを装着し単独でランニングをしていたところ、５人組の男による強盗致傷被害に遭いました。
　男らはランニング中の邦人男性に暴行を加え、さらに首を絞めてきました。邦人男性は周囲に助けを求めましたが、物陰に潜んでいた男ら５人が、さらに加わり暴行を受けました。
　その後、邦人男性は近隣のホテルへ逃げ込みましたが、持っていたスマートフォンとイヤホンを奪われた他、暴行を受けた際に腰の打撲、両腕、両膝に擦り傷を負いました。

２　以下の点に留意して安全対策を講じるようにしてください。
（１）街中で日本人は目立っていると自覚し、スマートフォン、財布等の金品は他者から見えないようにしてください。
（２）当地では、比較的治安が良いと言われている地区でも犯罪が発生していることから、常に周囲の警戒を怠らないでください。（前後左右の人の動きに注意を払い、尾行や監視をされていないか警戒する。）
（３）夜間の行動は特に注意し、明るい時間であっても人通りの少ない場所や浮浪者が多い場所は避け、可能な限り複数名で行動してください。
（４）犯人が刃物や銃器を所持している可能性もあります。万が一、強盗に遭遇した場合は絶対に抵抗しないでください。

３　その他、ATM詐欺や窃盗の邦人被害も多発しています。以下のページから過去の安全情報（邦人被害情報等）を確認できますので、併せて安全対策の参考にしてください。