4月23日未明にプラハ市8区Karlin地区(地下鉄B線Florenc駅東側)路上において、邦人が二人連れで徒歩にて帰宅途中、所持していた携帯電話を向かい側から歩いてきた外国人男性にひったくられる事件が発生しました。
犯人の男は20歳前後の若い外国人男性1人で、チェコ語と片言の英語で話しかけ、「至急、家族に連絡する必要がある。携帯電話を使用させてほしい」旨、懇願し、被害者が携帯電話を取り出したところ、隙をついてこれをひったくり逃走しました。
チェコの治安は安定していますが、プラハ市内の主要観光地等ではスリや置き引き被害が多発しているほか、今回のような路上ひったくり事件も発生しています。
チェコは治安が良いからと油断することなく、次の点に特に留意の上、警戒を怠らないようにしてください。
● 夜間、特に深夜の外出はできる限り避け、外出する場合は周囲の状況(街灯の有無、人通りの有無や人が集まっていないか、不意に接近する者がいないか等)を常に確認の上、犯罪被害に遭わないよう十分に注意する。
● トラムや地下鉄内、路上を歩行中には歩きスマホを控え、鞄や携帯電話など所持品に常に注意を払う。
● 見知らぬ人から路上等で声をかけられても相手にしない、安全な距離をとるまでは動向を注視する。
● ひったくりや強盗に遭遇した場合には、身を守ることを最優先し無用に抵抗しない。
